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ひと月前頃の新入荷。

2018.09.19.Wed.00:00

個別であげたい(検索で引っかかってほしい)本が最近入荷したので、それを早いうちに書かにゃならんと久しぶりに開きましたよ、ブログ。


で、ひと月前頃に入荷していた御品々です。

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ホックニーなど美術関係。
全然知らない、というのか現代(の)美術作家に関してはほぼほぼ無知で、今回はそういう作家ものが多くて刺激的でした。有名であったりベテラン作家ものは売りやすいのでそれはそれでとてもありがたいですが、国内ではあまり知られていないような作家や自分がそれまで知らなかったような作家ものをどうやって(どういう場でどういう言葉で)売っていくかを考えるのは非常な醍醐味です。
そうそう、私昔ギャラリストになりたかったんです。

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写真とファッション関係。
スタジオ・ボイスは丁度エルメスのデザイナーを兼任していた頃のマルタン・マルジェラ特集号です。問題発言でディオールを追われ現在のメゾン・マルジェラのクリエイティブ・ディレクターをつとめるジョン・ガリアーノのディオール在籍時に出された本もあります(マルジェラ自身は引退状態らしい)。
ファッションとファッション・フォトの自分なりの面白さみたいなものは、また整理して書くか話したいと思っています。
このハナシの流れとは全然違うけれど立かかっている黒っぽい表紙の本、Steidl発行で英国のSophy Rickettという写真家の写真集ですが結構良いです。杉本博司が好きな人は気に入ってもらえるかも。

8末
読み物もありました。



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御近所にアップルの直営店ができました。
京都もいよいよ大都市の仲間入りどすな~。
アップルユーザーでも信者でもないので、個人的にはハンズさんが出来ると知ったときの方が衝撃でしたけれども…。


写真集 HEDI SLIMANE ANTHOLOGY OF A DECADE

2018.09.23.Sun.22:00
hedi slimane anthology of

hedi slimane anthology of 2


「写真を決定するのはフレーミング。フレーミングと構図は写真家の目と人間性を明るみに出す。僕はいつもフレーミングに気を遣っている。即興で撮るときは、直感的に選択して、コントロールするんだ。」

-あなたにとってモノクローム写真の魅力とは?
「余計な気晴らしの混じらない、直接的な表現。描写というよりは感情。」

「…心の底では僕は何より写真家だと思っている。」



イヴ・サン=ローランやディオール・オムのデザイナー/ディレクターをつとめ、2019年SSよりセリーヌのチーフ・デザイナーに就任するエディ・スリマン。
名だたるメゾンでキャリアを積み重ねてきた有名デザイナーである一方写真家としての顔もあります。
「服は16になってから作り始めたけれど、最初のカメラ(ニコン)は11の時に手にしたからね。多くの人が何か思った事を書き記すように(僕は)写真を撮ってきたんだ。」(大意)という彼の言葉は、手すさびだとかデザインのインスピレーションの為に始めたわけではない写真への並々ならぬ思い入れと、ただいたずらに撮り流してきただけではないんだというようなプライドも感じさせます。
こちらの写真集は、2000年代に英・米・露・独・仏にて撮影されたもので構成。
写真自体は、各国でのストリート・スナップや名の有無問わずの青年たちのポートレートを中心に、ファッションも少々、ベテラン芸術家たちも少々という具合です。

JRP Ringier 2011年発行 限定ボックス仕様(4冊組)
函にスレと一箇所やや難(1枚目の画像のIとSの間少し下円形にスレが少々強めに入って白っぽくなっているような状態)
本体(ペーパーバックタイプ)4冊の背に弱いヤケ 頁内良好
予価3万円~

斜体の引用はスタジオ・ボイス2008年4月号の特集「エディ・スリマンの世界!」より


20174 - コピー
前にstern社から出されたもの↑を二度ほど扱わせていただいて、あのシリーズはやや縦長の判型がよく、レイアウトの妙で面白くない写真も面白く見えてしまうこともあり、この人の写真がどうこうというのは判断つきかねていたのですが、今回のこの写真集をみると印刷が良くモノクロ写真のエッジが利いていてこの人の視点がビシバシ伝わってくるので面白いなあと思いましたよ。レイアウトも大事だけれど、印刷はやはりもっと大事ですね。
組作品として、ではなく一枚(ずつ)で見/魅せる力を持つ写真がお好きな方にお勧めです。


保坂和志 トークライブin京都 2018秋。

2018.09.24.Mon.00:00

保坂和志トーク2018秋